有機塾⑬

最高に楽しい!有機農業塾に行ってきました。いよいよ後1回で研修が修了します。と言っても最終回は懇親会なので実質今日で研修は修了です。毎回行くのが楽しみな研修って、なかなか少ないと思うのですが、この有機農業入門塾は特別です。
今回は、座学で堆肥の使い方に関する講義、圃場研修で収穫後の圃場や収穫野菜の根の状態のチエックなどを行いました。
今日の有機野菜たっぷりランチは里芋汁でした。美味しいかったです!

作物(ナス)収穫後の土壌チエック 掘って、見て、匂って五感でチエック! 作物(ナス)収穫後の根をチエック 今日の有機野菜ランチ!美味しいかったです。 キャベツの苗

今日の講義メモ
・鶏糞は炭素率が高いのでもみ殻を一緒に入れる
◆堆肥は生き物として使用する
・堆肥は浅く施用
自然の土づくりは落ち葉や枯草を、そこに住む生き物が分解することで始まります。それと同様に、堆肥も空気や光がある程度当たる深さ5-7cmに鋤きこみます。また、紫外線による死滅を防ぐため、すぐ耕耘します。

・まとめて施用
微生物がコロニーをつくりやすくなり団粒化などがスムーズに始まります。全面流用に比べ、50%〜60%の量で同じ養分効果が表れるようです。
・元肥主体で施用
堆肥は生き物に分解されて初めて養分となるため、効果が現れるには時間がかかります。また、養分の濃いぼかし肥料等は初期の分解時に作物に放出される有機酸などが作物に影響与えます。よって鋤きこんでから2-3週間はあけ、一雨降ったら播種する位が適当です。

・季節や条件を考えて声を
晩秋から春先は気温が低いため、生き物の活性も低く、堆肥の分解・有効化がなかなか進みません。この時期はなるべく早く施用し土になじませておきましょう。一方、地温の高い夏は施用後すぐに生き物が活動を始めます。また、水分は多すぎても少なすぎても、生き物の活性は低くなります。

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