自然とともに・・・里山循環型農業
Satoyama circulation type farming

有機無農薬栽培で野菜づくりに挑戦!

全ての野菜を自分や家族が食べるために作ると言う気持ち。
自分や家族のために自然の力に頼った、自然環境を活かした無農薬で安全な野菜を作る。
親しい人や地域の人に、顔の見える関係で有機肥料を使い無農薬で安全な野菜を作り届ける。

自然の中で有機肥料を使い、安全で美味しい無農薬野菜を露地栽培するかぎり、決まった時期に決まった野菜を大量に作ることはできません。あくまでも小規模に、自分の家族や地域の人々が安心して食べるだけの旬の野菜が出来る程度です。

本当の意味で有機肥料を使った無農薬野菜を育てることは、そんな小規模で不経済な野菜作りです。
ただし、安心で美味しい野菜が出来ます。カタチは不ぞろいでも、虫にも食われない強く美味しい野菜が出来ます。

横山谷清流農園では、清流と里山の環境を守るために、有機肥料を使った無農薬での野菜づくに挑戦しています。

昆虫や微生物と共存する理想の土づくりを目指しています

無農薬栽培

日本では、無農薬栽培はとても難しいとされています。それは気候が第一の理由です。温暖で雨が多く、梅雨があり、夏は高温多湿な日本の環境では、無農薬栽培はとても困難を極めます。とくに雨と高温が様々な問題を引き起こします。

たとえば、雨が降り気温が上がれば雑草や害虫の活動が盛んになります。
この時、日本の一般的な農法(慣行農業)では、最小限の農薬取締法で許された範囲の農薬を使い、病気や虫の駆除を行います。

このように適切、適量の農薬を使用しなければ、日本の自然の中で無農薬野菜を育てることは容易ではありません。

日本の気候はもともと無農薬栽培には向いていないのです。

横山谷農園の無農薬栽培は、昆虫や微生物が元気に活躍できる自然生態系を作りあげることで、元気な土を生み、野菜をつくる。
そんな、手と目が細かく届く範囲の畑で・・・有機無農薬野菜作りに挑戦しています!

生態系を重視する農法

横山谷農園の農法は、農薬と化学肥料は用いません。病害虫の発生と肥料には正の相関関係があり、多肥は病害虫に弱く、少肥は病害虫に強くなることから、横山谷農園の有機無農薬栽培は病害虫に強い農法といえます。
また、 有機農法は自然生態系を重視する農法であるため、土壌中の小動物や微生物、飛来する昆虫など生物の多様性 が維持され、病害虫など特定の生物が優先して繁殖することを抑制しているものと思われます。

横山谷農園の稲わらマルチづくり昔懐かしい切断機でザックザック
発酵肥料を混ぜ合わせて完成!除草して畑に施用

土づくりへのこだわり
土の中には、たくさんの微生物が存在し、その微生物の恩恵を受けることで野菜は元気に育ちます。

そんな微生物の役割は、野菜に栄養を運ぶことや、病原菌から野菜を守ることです。
しかし、農薬を使用すると、多くの微生物は死んでしまします。
その結果、野菜の栄養素も、低下してしまう傾向にあります。

だからこそ、横山谷農園では農薬を使用せず、微生物が生き生きとした土壌環境を大切に育てています。

土を元気にし、元気な野菜づくりに必要不可欠な微生物。
土壌環境の向上につながる存在です。
土の中の微生物のバランスが整っていると、元気な野菜が育ちます。

土壌環境を徹底的にこだわり、野菜同様に、微生物も大切に育てています。

横山谷農園の無農薬野菜は、たくさんの微生物が活動する元気な土で育った元気で安心な野菜です。


里山循環型の微生物を育む無農薬農業に取組んでいます。