有機農法-ぼかし肥料

野菜を育てるために必要となる肥料は、成長を促し収穫量を増やす役割も果たしています。しかし、有機肥料は効果が出るまでに時間がかかるというデメリットがあります。しかし今回作ったぼかし肥料は、材料や分量により成分含有量を調整できて、さらに即効性が期待できる有機肥料です。

材料は米ぬか、菜種油かす、牡蠣殻石灰、発酵促進剤(えひめAI-2)です。材料を入れて・・・ひたすら混ぜ合わせる!ビニール袋4つ・・・40Kg分のぼかし肥料完成!あとはじっくり発酵マチです。

ぼかし肥料とは、米ぬかや油かすといった有機肥料に土や籾殻を加えて発酵させた肥料のことです。土に米ぬかなどの肥料分を加えて薄めたことから、薄めるという意味の「ぼかす」という言葉が使われるようになったようです。微生物に分解されることで効き目が表れる有機肥料には、効果が出るまでに時間がかかるというデメリットがあるのですが、発酵させてから使用するぼかし肥料には微生物が多いため、作物への効果が出やすい特徴があります。また、有機肥料はゆっくりと吸収されるため、肥料としての効果が長持ちします。しかし、有機肥料は肥料焼けを起こしやすいため、作物の状態を観察しながら土に混ぜて施肥することがポイントとなります。

 

元肥として使う場合

植付け時にぼかし肥料を使う場合は、必要となる肥料の半分の量のぼかし肥料を使いましょう。しかし、これまでも述べているように、ぼかし肥料は有機肥料と比べて速効性があり窒素成分も多いとされているため、窒素過剰となって葉が繁茂したり、病害虫にかかりやすくなったりするリスクも考えられます。使い方としては、全体に混ぜ込まずに、上層の3分の1程度に混ぜたほうが効果的です。

 

追肥として使う場合

追加で肥料を与える際には、少量のぼかし肥料を土に撒きます。土に混ぜ込まず、表面にまくだけで効果を発揮します。元肥と同じく、使用するぼかし肥料が多いと窒素過剰となってしまうため、使用量には十分注意しましょう。

 

出典:米ぬかで肥料を作ろう! 簡単にできるぼかし肥料の作り方 (mynavi.jp)

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